校長　深見眞一

　

　はやいもので、平成１３年度も最後の月３月を迎えました。この一年、学校の教育活動についてさまざまなかたちでご支援、ご助力を賜りましたことに対し、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

　今年度は、この４月から始まる新しい教育課程による教育活動を、長峰小学校としてどのように展開していくかを模索した一年であったように思います。

　新しい教育課程については、以前からも何回かお伝えしておりますが、子どもたちにこれからの世の中で大切な「生きる力」を育むことを大きく打ち出しています。そして、完全学校週五日制（毎週土曜日、日曜日が休み）を実施することに合わせて教科の授業時間数を２割程度削減したことに伴い、学習内容を厳選して約３割削減し、基礎基本の確実な定着を図っています。また、「総合的な学習の時間」を創設し、各教科で身につけた知識や技能を生かして、例えば国際理解、情報、福祉・健康などの、横断的・総合的な課題や児童の興味・関心に基づく課題、地域や学校の特色に応じた課題など、自ら見つけた課題の解決に取り組み、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育て、解決する興味や関心、意欲、知恵を育むこととしています。

　本年度は、「総合的な学習の時間」として、「上谷戸親水公園を調べよう」「学校林を調べよう」「生命について考えよう」「福祉について考えよう」などの課題に取り組みました。また、子どもたちに豊かな、本当の体験を十分させたいとの願いから、「おひさま文庫」の皆様による『おはなし会』（第２、第４金曜日の中休み）、「サークルゆうゆう」の皆様との『昔遊び』（１年生活科）、「東京ヴェルディ１９６９」コーチによる『サッカー学習』（４，５，６年体育）、「韓国、インド、カナダ、イギリス、タイなどの方」を招いての『国際理解学習、英語活動』（全学年）、「米作り体験」（青少育）、サッカー観戦（体育振興会）等、様々な取り組みをいたしました。

　４月からは、さらに充実した学校生活ができますよう、全校をあげて取り組んでいきたいと考えています。保護者の皆様や地域の皆様、たくさんの皆様方にお世話になるこ

とが多くなると思います。どうぞ、来年度もご協力をよろしくお願いいたします。

　今年度最後の保護者会を右の日程　　　　

で行います。お忙しいとは思います　　　

が、ご参加をお願いいたします。