学校長より

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永治という地区で子どもを育む

 春の息吹を感じる頃となりました。校庭の桜も春近しと新しい生命の躍動を待っているかのようです。入学当初、幼く不安な面持ちで登校していた1年生もすっかり慣れ、学校生活のリズムに合わせて一人で行動できるようになりました。この1年間の成長には、今さらながら感心させられました。

 さて、先日お願いしました「学校評価アンケート」の集計結果が左表のようにまとまりました。全体的にいえることは、保護者の皆様が学校に対してよいイメージを持っていらっしゃるということです。このことは、全職員とても勇気づけられました。
 平成9年度より、研究テーマを「永治って素晴らしいよ!」に設定して以来、永治の伝統や文化を大切にした教育プログラムの開発と実践に努めてきた成果がでてきたのではないかと思います。そして何よりも少人数という利点を生かして、一人一人を大切にし、その能力を最大限に引き出し、その成果をみんなで認め合うという教育システムが機能し始めたことが良かったのではないかと思います。

 これからも、『光輝く永治っ子』をキャッチフレーズに『温故知新』の精神で、学校教育に全職員一丸となって取り組んでいく所存であります。これからも、皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げます。
 
  平成16年3月31日(水)   文責:校長 長谷川 睦

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地域から光輝く永治っ子を育てるために

 今年も永治の大桜が見事に花を咲かせ、春を運んできてくれました。平成16年度が始まりました。新1年生12名を加え児童数69名(昨年度と同じ)と6名の新しい先生を迎え教職員13名の総数82名で永治小学校がスタートしました。
 今、学校教育において、知育・徳育・体育がバランスよく調和のとれた育成を願い、自ら学び自ら考える力や豊かな人間性など「生きる力」を培うことをめざしています。そこで、学校では、今年度の教育計画立案にあたり「学校評価アンケート」をとおし保護者の皆様からもご意見をいただきありがとうございました。教育計画の概要について、基本的なことをお知らせいたします。なお、詳しくは4月25日(日)の授業参観後にお話ししたいと考えております。

1 キャッチフレーズ
  【地域から光輝く永治っ子】
2 教育目標 
  『心豊かで、自らを高める子どもの育成』
3 めざす児童像
  
やさしい子  
  (・挨拶ができる子どもに育てたい・思いやりの心をもった子どもに   育てたい・共感したり感動したりする子どもに育てたい)
  
やるきのある子
  (・基礎基本の学力を確実に身につける子どもに育てたい・自分の気  持ちや考えを素直に表現できる子どもに育てたい・学習に対し積極   的に探求的に取り組み磨き合える子どもに育てたい)
  
たくましい子 
 (・あきらめない子どもに育てたい・進んで体をきたえ健康な子どもに  育てたい・規則やきまりを守れる子どもに育てたい)
4 今年度の努力事項
 ◎やさしい子どもを育てるために
  @家庭や地域と連携し基本的な生活習慣の定着を図ります。(挨    拶など)
  A学校行事や集会活動の充実を図ります。
  B児童理解のための教育相談の充実を図ります。
  C体験学習や作業学習を積極的に取り入れます。
 ◎やるきのある子を育てるために
  @基礎基本を明確にし基礎学力をつけます。
  A体験学習や作業学習を積極的に取り入れます。
  B児童一人一人が活躍できる場を設定します。
  C子ども同士が磨き合える授業実践の工夫をします。
 ◎たくましい子を育てるために
  @自ら健康管理をしたり安全に行動したりする態度を養います。
  A一人一人がめあてを持ち取り組める体育授業の充実を図ります。
  ◎地域に開かれた学校づくりのために
  @地域の特色(人材・歴史・自然など)に触れ地域に生きる児童の   育成をします。
  A学校や学年の広報活動の充実に努めます。
   地域から光輝く永治っ子を育てるために、昨年以上に保護者に皆  様や地域の方々にご協力を願うことになるかもしれません。よろしく   解ご協力をお願いします。
                        文責:校長 長谷川 睦

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